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大学入試共通テストに向けて


~ 大学入試共通テスト(新テスト)に向けて ~

「宮城のつながる化学(マルキ企画)」代表:宮城健 2020.3

 

令和3年度から大学受験の制度が変化し,大学入試センター試験も大学入試共通テストへと名称を変更します。そのことについて私の現時点での考えを述べておきたいと思います。

 

私は私立高校と予備校の両方で化学を教えてきました。現在,新しいテストに向けて不安になっている受験生が多く(特に今年度受験に失敗して次年度を見据える過卒生はとても心配しています。)教える側としても今後より一層の工夫を迫られています。

 

しかし,化学(化学基礎を含む)に関しては大げさにこの変化を怖がる必要はありません。

 

化学の出題においてセンター試験と共通テストで分かりやすく変わることといえば,『選択問題がなくなる』ことや『連動型の問題も出題される』ことです。選択問題がなくなる(これまでのセンター試験は第6問と第7問は受験生が好きな方を選択できた)のは受験生すべてに共通のテストが課されるということなので,それに対しての特別な対応策などありません。

 

しいて言えば「まんべんなく勉強して苦手分野をなくすこと」でしょうか。また連動型の問題は,2017年度と2018年度の2回にわたり実施された施行調査(プレテスト)にも含まれていました。簡単に言えば「問1で求めた数値を利用した計算が問2で出題される」といったことです。この出題形式は,まずグラフや表を読み取り,次にその値を用いて計算する……といったこれまでのやや難問が二つに分かれた形と言えます。

 

その対策といっても時間内にミスなくていねいに問題をこなせる力をつけることに変わりはありません。また『解答時間は従来通り』,化学なら60分・化学基礎なら30分(他の基礎科目と合わせて60分)ですから問題数も大きく変化はしないことでしょう。

 

『高等学校学習指導要領に基づく学習範囲の中から出題されるという点に変更がないため,過年度卒業生に対する別問題は作成しない』,『これまで問題の評価・改善を重ねてきた大学入試センター試験における良問の蓄積を受け継ぎつつ,高等学校教育を通じて大学教育の入口段階までに どのような力を身に付けていることを求めるのかをより明確にしながら問題を作成する。』と公表されていることからも,高校の3年間で学習してきたこと,センター試験過去問に蓄積されているようなこと等を共通テストでも問うのだと大学入試センターは伝えています。

 

共通テスト用の特別な授業や教材をこなさなければ対応できない問題ばかりが出題されるわけではないのです。現在,高校で使われている教科書や教育指導要領が大きく変化したわけではないのですから。これまで通り,まずは教科書の範囲を理解し,基礎力を身に付ける。

 

その基礎を使って難しい問題に対応する力をつける。このことに変わりはありません。

私の教材はセンター試験対策・二次試験対策として作成されていますが,高校化学の実力を身に付ける上で,その内容に自信を持っています。安心して大学入試共通テスト対策にお使いください。

 

最後に,独立法人大学入試センターが2020年1月29日付で発表した『令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストの出題方法等の変更について』を受けて,大手予備校からとてもわりやすく今後の受験生に向けられた解説やアドバイスが公表されています。私もとても参考になりました。皆さんも閲覧してみてください。

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